相続した土地に他人名義の古い建物が残っている場合

土地活用の前に確認したいこと

相続した土地を売却したい、賃貸したい、建物を建築したいと考えていても、土地の上に古い建物が残っている場合には注意が必要です。

特に、その建物が土地所有者とは別の方の名義で登記されている場合、土地を相続したからといって、その建物を自由に解体・処分できるとは限りません。

建物の所有関係や相続関係、土地を使用する権利などを確認したうえで、今後の対応を検討する必要があります。

こんなケースでは確認が必要です

  • 相続した土地に古い建物が残っている
  • 土地と建物の名義が異なっている
  • 建物の登記名義人が亡くなっている
  • 長期間、相続登記がされていない
  • 建物の所有者や相続関係者が分からない
  • 建物を解体して土地を売却・活用したい

なぜ古い建物が問題になるのか

なぜ、古い建物が問題になるのでしょうか

土地と建物は、それぞれ別の不動産として権利関係を確認する必要があります。

土地を相続した場合でも、土地上の建物について別の所有者がいるのであれば、その建物を土地所有者の判断だけで処分できるとは限りません。

また、建物の登記名義人が亡くなっている場合には、相続関係の確認が必要となることがあります。

土地活用の前に確認したいこと

1.土地と建物の登記

土地と建物それぞれの登記記録を確認し、現在の登記名義や権利関係を整理します。

2.建物所有者の相続関係

登記名義人が亡くなっている場合には、相続関係を確認する必要があります。

3.土地を使用する権利

過去の賃貸借、使用貸借、借地権など、土地を使用する権利が残っていないか確認します。

4.建物の現況

建物が現在も存在するのか、老朽化の程度や残置物など、現況も確認します。

5.今後の利用方法

売却、賃貸、建築、解体など、土地をどのように活用したいのかによって、確認すべき事項も変わります。

管理者ブログで詳しく解説しています

長期間放置された土地・建物では、相続登記の未了や関係者の所在確認、土地の利用権など、複数の問題が重なっていることがあります。

今回のテーマについて、管理者が詳しく解説しています。

相続した不動産の権利関係でお困りの方へ

相続した土地や建物について、所有者や相続関係が分からない場合には、まず現在の状況を確認し、問題点を整理することが大切です。

当事務所では、行政書士業務として対応できる範囲についてご相談をお受けしています。案件の内容に応じて、必要な専門職との連携を検討します。